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11月17日は『世界早産児デー』 (World Prematurity Day)です。


世界中でNICUや早産児、そしてグリーフを象徴する“パープル”を使ったライトアップが行われ、早産と新生児ケアへの理解を呼びかけています。


パープルは、もともと早産児やNICUの象徴色として広く使われてきました。そのため世界早産児デーでも、“新生児ケアの国際的シンボルカラー”としてパープルライトアップが啓発に利用されています。


早産児デーの主要創設者の一人である Silke Mader は、1997年に25週で双子を出産した当事者です。娘の Lena は出生後に亡くなり、息子の Lukas は長期的なケアを必要としました。


当時は家族へのサポートがほとんどなく、硬直的な医療システムに強い課題を感じたことが、彼女が新生児医療と家族支援のアドボカシーに立ち上がる原点となりました。


ここ数日、全国各地でパープルライトアップが実施されています。


もし見かけられましたら、ぜひライトアップの写真をSNSでシェアしてください。皆さんのご投稿が、早産児とその家族への理解促進につながります。


どうぞよろしくお願いいたします。


パープルライトアップ
パープルライトアップ

毎年、1,500万の赤ちゃんが早すぎるタイミングで生まれています。


小さすぎる、生まれるには早すぎる――そして命に関わる合併症にとても弱い子ども達です。


しかし、適切なケアがあれば、多くの早産児や低出生体重児は命を守られ、その後、健やかに成長し、豊かな人生を歩むことができます。


すべての赤ちゃんに、最良の人生のスタートを。


より健康で、希望に満ちた未来のために。



6月22日(日)、瑞浪市市民福祉センター「ハートピア」にて、東濃地区のふたごちゃんたちの1歳のお誕生日会を開催しました。


今回は、4月から7月生まれのふたごちゃんのご家族にお集まりいただき、にぎやかであたたかい時間となりました。


中には、赤ちゃん訪問や健診サポートなどでお会いしたご家庭もあり、そのときに出会った小さなふたごちゃんたちが、こんなにも大きく成長された姿を見て、サポーター一同、とても感慨深く、うれしい気持ちでいっぱいになりました。


会では、まずお名前をお呼びして、みんなでバースデーソングを歌いながらお祝いしました。

その後、この1年を振り返って、ママやパパ、おばあちゃんから一言ずつお話をいただきました。


「管理入院の時から、先の見えない日々が不安だった」

「ふたごの育児がこんなに大変だと思わなかった。二人同時の夜泣きで眠れない毎日だった」

「最近やっと、ふたりが並んで遊ぶようになってきて・・・その姿に毎日癒されています」

など、それぞれのご家族が語ってくださった、1年間の苦労や喜び、あたたかな思い出に、

聞いているこちらも胸が熱くなり、思わずもらい泣きしてしまう場面もありました。


会の後半では、ママグループ、パパグループ、おばあちゃんグループに分かれて、ざっくばらんにおしゃべりタイム。

「わかる〜!」と共感し合う声があちこちで聞こえ、育児の大変さも分かち合える、あたたかなつながりが生まれていました。


そのあとは、大型絵本の読み聞かせを楽しみ、記念撮影を行って、会は和やかに閉会しました。



今回ご参加いただけなかったご家庭には、当日お配りしたバースデーボックスを、後日サポーターがご自宅までお届けに伺います。


また皆さまにお会いできる日を、心より楽しみにしています。

6月18日(水)に、岐阜市長森コミュニティセンターにてフォローアップ講座をおこない、岐阜・西濃・中濃地区のピアサポーター16名の参加がありました。


前週におこなった多治見および高山開催のフォローアップ講座と同じく、最初に「サポートで大切にしたいこと」について話があり、さまざまなサポートの場面で心にとめておきたい大事なポイントを確認しました。

研修の様子
研修の様子

続いて、時期ごとの多胎家庭が抱える課題を整理し、それに対する言葉かけ、情報提供について考えるグループワークをおこないました。

今回も「ワールドカフェ方式」でおこない、活発に意見交換することができました。

「他のサポーターから具体的な声かけのパターンを聞くことができて、勉強になった」「ママのやり方を尊重し認めることが大切」という感想や意見がありました。


グループワーク後の発表
グループワーク後の発表

フォローアップ講座の後、セキュリティ研修がありました。


今回学んだことを、これからのサポートに活かしていきたいと思います。

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