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同じ多胎でもふたごとみつごでは状況が違うことも多いです。ふたごママの中で孤独を感じることもあるでしょう。
何より私たちは手が2つしかありません。どうしても1人余ってしまうのです。両手抱っこや両手で子どもの手を引きながら、もう1人はどうしても口で動かすしかありません。私は200メートル離れた公園から帰ってくるのに2時間かかったことがあります。
2人の手を引き帰ろうとしても、もう1人がついてこないのです。口で呼んでもダメで、その子を迎えに後ろに下がるとあとの2人も追いかけてきて後ろに下がってしまい、なかなか前に進みません。本当に泣きたくなりました。
離乳食も着替えも3人分やらなければなりません。その慌ただしさは3倍以上です。
生後間もない頃は1人に1日8回授乳するために24時間で24回授乳することになります。しかも小さく生まれていて飲みが悪いため1人10回、つまり24時間で30回授乳をしていました。私は1日16分間しか体を横にできませんでした。疲労度はMaxでした。
しかも、1日中誰かが泣いているという状態で逃げ出したくなります。
もちろん妊娠中のリスクも高いですし、入院もふたごより長くなりがちです。出産もふたごより2週間ほど早くなることが普通です。妊娠中の母体への負担もふたごよりもさらに大きくなります。
でも、喜びも楽しさも3倍です。三者三様、それぞれの個性と3人の関係性が本当に面白いです。そして何より、3人いるために、私たちは「その子その子それぞれ」「比べない」ということを早くから自覚することができます。これはとても幸せなことだと思います。
でもやっぱり大変さは大きいです。「もう無理」と思うこともしばしばでしょう。みつごママは他のみつごママと出会うチャンスがさらに少ないので孤独を感じやすいと思います。
そんな時は、ぎふ多胎ネット(gifu.tatainet@gmail.com 0572-24-2322)にご連絡ください。
みつごママのおしゃべりをしましょう。
ぎふ多胎ネット理事長 糸井川誠子・・・みつごママです。
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